コロナ以降、オフィスシーンでも、カジュアル化が加速したと感じています。
雑誌の特集でもジャケットにスニーカー、シャツ+ジーンズなど
カジュアルスタイルのコーディネートがぐっと増えました。
カジュアルスタイルに大切なのは「こなれ感」。
頑張りすぎず自然なスタイリング(着こなし)が大事なんですよね。
でも、カジュアルスタイルは一歩間違えると
「あれ?パジャマや部屋着で外にでてきちゃった・・?」
ということになりかねません。
カジュアルスタイルは、ベーシックアイテムを組み合わせることが多いため
「着こなす力」がなければ、一気に部屋着に見えてしまうことも。
例えば、このようなパーカー&スエットという組み合わせは、こなれ感を出すにはかなり難しい組み合わせです。
雑誌等では、ご本人(モデルさんやショップスタッフの方)が着こなす力があるため素敵に見えます。
しかし、このようなスタイリングは上級者だからこそできる組み合わせです。
「部屋着」から「こなれ感」へ引き上げるコツは、2つあります。
・上下の色を変える
(または上下の素材を変える)
・上下どちらかは変わったデザインを使ってみる
(両方ともベーシックなものだと部屋着感がでます)
▼例えば、こちらの同行ショッピングのお客様の場合、
上下の色は同じですが、凝ったデザインのトップスと裾スリットジョガーパンツの組み合わせになっています。
リラックス感もありつつ、人前にでても遜色のないコーディネートになっています。
▼こちらのコーディネートはニットとスリットパンツという組み合わせですが、色を変えデザインがしっかり入っています。
着心地もよく日常に溶け込むファッションなのに、どこか人とは違って目で追いたくなるスタイリングになっています。
▼こちらの同行ショッピングのお客様はジョガーパンツのセットアップ。同じ色ですが、トップスは背中にデザインが入っています。
セットアップなので、きちんと感も出せるし、上下バラバラにして着回すこともできます。
このようなキレイめカジュアルのこなれ感のあるスタイルは、ホテルでランチにも対応してくれる強い味方。
一つ持っているとすごく便利なのでオススメです。
凝ったデザインを見つけるのは、ご縁やタイミングもあるため
まずは、上下で同じ素材+同じ色の組み合わせ を避けるように心がけてみてくださいね。
10代であれば、若さという魔法で部屋着でも素敵にみえることがあります。
年齢を重ねたらリラックススタイルが部屋着やパジャマに見えないよう
色や素材の組み合わせも意識してこなれ感をしっかり出していきましょう。