私が起業をしたのは娘が小学生の時でした。それまでは娘の宿題や学校の準備など
細かく抜け漏れがないようにチェックすることもできていました。
ですが、仕事が忙しくなるにつれて、
今までのやり方では難しく、家事も育児も効率重視になっていました。
家庭も大切にしたいという思いがありながら、
実際には仕事を優先する毎日。
そのような生活が数年つづき、
娘となんとなく心の距離ができていました。
それでも仕事が楽しく
家庭のことはどうしても優先順位をさげてしまっていました。
そんな日々を重ねたことで
最終的に自分自身が病気になり、現実を突きつけられたような気がしました。
ここで立ち止まって考えないと後悔する
自分にとって何よりも大切にしたいものは何かを真剣に考えるようになりました。
この時に、私にとって一番失いたくないものは家族である
という答えに辿り着きました。
ただ楽しいから、売上をあげるためその理由だけで
仕事をするのは違うのではないか
自分はどんな暮らしをしたいのか向き合いました。
私が目指したいのは、
・綺麗だと思った花を買ってきて家族みんなで会話をする
・ゆっくりした時間を家族とす過ごす
・お金では買えない思い出を積み重ねる
そんな丁寧な暮らしだと気がついたのです。
家が心地よく安全基地になれば、家族みんなが頑張ることもできます。
起業してからずっとアクセルを踏みつづけるそんな生活から、
病気をきっかけに自分を大切にする
そんな「丁寧な暮らし」を意識するようになりました。
起業してからイメージコンサルタントとして
5000人以上の外見作りをしてきました。
ファッションが与える力の強さも目の当たりにしてきました。
ですが、外見を変えた「だけ」では人生は変わらないと痛感しています。
外見が変わることで自分の可能性に気がつくことができます。
その上で望む人生を歩むには
日々の生活の中でどんな選択を重ねるのかがとても大切だと感じています。
忙しい時ほど自分のことは後回しになってしまいがちですが
まずは自分の気持ちを大切に扱うことからはじめてみてくださいね。