年齢を重ねたら、その場の雰囲気を壊さない
TPOを意識したコーディネートをすることがとても大切になっていきます。
大人になると仕事だけでなく、
お祝い事・学校行事・家族や親戚の集まりなど
「人と被りたくはないけれど、悪目立ちすることは避けたい」シーンがありますよね。
そんなシーンでは、
場所・集まりの目的・周りの方に配慮した
ファッションコーディネートが重要になります。
いわゆるTPO(時と所と場合に応じ服装を選ぶこと)
を意識したコーディネートができるかが
大人ファッションの重要なキーになります。
でも実際には
「TPOを意識したファッションなんて冠婚葬祭くらいでしか意識しない」
そんな方も多いはず。
いざコーディネートを考えようとしても、
悪目立ちしてしまったり、逆に地味になりすぎたりと悩みますよね。
TPOってなんだか難しいし、決まり事が多い様に感じてしまいます。
そんな時におすすめの方法が、「日常からTPOを意識してみる」こと!
私自身も、
こんな風に普段から相手と場所を意識してコーディネートを考えています。
例えば、先日も怒涛の仕事ラッシュが一息ついたタイミングで
仕事をサポートしてくれているふみふみ(佐藤史子さん)と
「おつかれさまのランチ」をした時。
(こんな風に予定が決まったら、さぁて何を着て行こうかなぁ〜♡
と当日迎えるまでいつもワクワクしています)
①まずは、いく場所の雰囲気を把握します。
今回の行き先はParisっぽいインテリアの
フレンチレストランBENOIT(ブノワ)。
ビストロっぽい感じの雰囲気で
フォーマル過ぎないレストランでのランチです。
少し遊び心を取り入れたいなぁ〜と考えて
思いついたのがアズーロエマローネ。
イタリアのメンズファッションでよく使われる配色で
アズーロ:青色
マローネ:茶色のこと
色彩学でいうと、青と茶色はほぼ反対色に位置するので
お互いを引き立て合いこなれ感や遊び心が出るオシャレ配色の一つです。
②相手に合わせて調整
場所の雰囲気からコーディネートの方向性(青色✖️茶色の組み合わせ)が決まったら、
次はお相手に合わせて調整していきます。
私はいつもその日過ごす相手が
心地よく過ごせるファッションを考えるようにしています。
今回のお相手であるふみふみは、
普段の会話や人柄から
少しカジュアル感のある装いで来る気がしたので
私も素材でカジュアル要素をプラスしていこうと考えました。
素材は上下共に綿100%。
骨格ウェーブは綿が得意ではないので
デザインや素材の軽やかさなどで似合わせました。
「場所と人」この2つを考えて、仕上げたコーディネートがこちら!
(ふみふみは、カジュアル感のある装いでした!当たってた〜♡)
こんな風に、TPOとは堅苦しいルールではなく
その時間をお互いに楽しむための
場所や相手への心遣いと捉えてみてくださいね。
何よりも、その日はどんな自分で登場しようかな〜と考える時間は
映画の主人公になったみたいでとてもウキウキします。
カラーも骨格も自由に操れるようになると
本当にファッションが楽しくなります。
ちなみに、今回取り入れた
「アズーロエマローネ」は大人ファッションにおすすめの組み合わせです。
青や紺のスカートだとトップスを白にしがちだったり
茶系のトップスだとやはり白や黒を合わせがちだと思うのですが
青×茶色にすると一気にこなれ感が増すので
ベーシックな組み合わせとして覚えておくと便利ですよ。
イエローベースの人は私が着ているようなキャメル色や栗色
ブルーベースの人はココアブラウンやバーガンディ
を選ぶとお顔映りが良いので試してみてくださいね。