個別ファッションコンサルでは
「管理職にふさわしいファッションにしたい」
「後輩も増え、リーダーとしてファッションを見直したい」
といった仕事のシーンで
どんなファッションを身につければいいのかというご相談も多くいただきます。
近年は、リモートワークも増え
オフィスカジュアルも広まったことで「スーツ」が必須ではなくなっているため
逆に洋服選びに悩んでしまうというお声もあります。
仕事のシーンにおけるファッションは、信頼感がとても大切です。
華美なファッションは避け
この人と安心して仕事ができるという
信頼感を感じるファッションであることが優先されます。
※ご自身でお仕事をしている方であれば
「自分が商品である」という側面もあるため、多少華美でも構いません。
ですが、会社という組織は、チームで仕事をすることが前提となるため
悪目立ちしないことも大事になります。
その上で「大人の女性」をきちんと打ち出すことがポイントです。
大人の女性のキーワードは、洗練さ。
カジュアルさや、可愛らしさは、
子供っぽさにつながり
仕事のシーンにおいてはノイズになってしまうこともあります。
20代前半の社会人デビューしたてであれば
可愛らしさが許されるかもしれませんが
責任を求められるポジションについたら
可愛らしさではなく、信頼されることが大切です。
ですが、余計な威圧感や、近寄り難さは払拭したいもの。
そこでキーになるのが「洗練」なのです。
洗練さは
– 素材が上質であること(光沢感がある等)
– ベーシックカラーで少しだけデザインが入っているもの
– カラーは淡い色
などで作りあげていきます。
例)ベーシックカラー+淡い色の組み合わせ
デザインが入ることで洗練された印象に。
例)モノトーンカラーでも素材選びやデザインで洗練さにつながる
その他、ファッションにおいて体のパーツが気になる場合は
以下を押さえておくのがおすすめです。
<二の腕が気になる場合>
実は、中途半端に隠すよりもノースリーブで
思いっきり出したほうがすっきりして見えます。
人は切れ目に目線がいくようになっているため
フレンチスリーブ(=二の腕で最もボリュームがある箇所に袖がある)などは
避けた方がよいのです。
<背中のボリューム感が気になる場合>
後ろ姿が気になるという方は案外多いもの。
そんな時はトップスを選ぶ際、フィット感のある薄い生地はさけてください。
少し厚みがある生地の方が、肉感を拾わず綺麗なシルエットになります。
<バストの大きさが気になる場合>
バストのボリュームが気になる場合は、トップスにふんわりした素材は避けましょう。
柔らかな素材は、胸元からお腹へと広がってしまい
場合によってはマタニティのようなシルエットに見えてしまうことがあります。
バストのボリュームは隠すよりも
チャームポイントとして活かす方がうまくいきます。
その際も、トップスのデザインが、胸周りはゆとりがあるものを選びます。
さらに(お腹周りにタックが入っているといった)
ウエスト周りをスッキリみせ、タイトにできる着こなしがおすすめです。