Apr.になると、人事異動・転職・新しいメンバーなど…職場で新たな人間関係を作る方も増えるかもしれません。
そんな時期に多いご相談が、上司や先輩としてふさわしいファッションはどう選べばいいのかというもの。
仕事のシーンで、憧れる存在になるにはいくつかポイントがあります。
まず大前提として、所属する会社の雰囲気を考慮しましょう。
ここを考慮しないと大人として浮いて見えてしまい、悪目立ちます。
同じ会社でも部署が異なれば、ファッションとして許容される範囲も異なります。
特に、ビジネスシーンではまず男性のファッションルールがあり、そこに準ずる形で女性のファッションルールがあります。
例えば、金融系などクライアント先が固い企業が多い場合は、信頼感を与えるダークスーツが基本になります。
そうした場合、女性のファッションもバランスをとって揃えていくのが一般的になります。
ですが、このルール通りに型に当てはめてしまうと無難にまとまってしまい「憧れる存在」になることは難しくなります。
例えば、リクルートスーツは、型にはまりすぎてしまい地味で無難な印象になります。
「型にはまりすぎないこと」と「型を無視して悪目立ちしないこと」が鉄則です。
ポイントは環境の中で許される範囲で、冒険をすること。
同じスーツでも、基本的なシルエットでインナーを変えてみるのがおすすめです。
例えば、モノトーンのシンプルなパンツスタイルも、インナーシャツを変えることで印象はガラッと変わります。
応用の効くジャケットスタイルも、このようにインナーにフェミニンなアイテムを取り入れると印象は変わりますよね。
※ご紹介したコーディネートはこちらの投稿でも詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね。
どんなに上質なアイテムを身につけていても、靴の先がぼろぼろ・ヒールが削れている・鞄が傷ついている・財布がくたびれていたら台無しです。
高価なアイテムでなくてもいいので、丁寧にお手入れしていることが信頼につながります。
ビジネスシーンでは、無難な選択をすると「憧れ」から遠ざかってしまいます。
かといって個人を押し出しすぎると浮いてしまいます。
大切なことは、相手が心地よく過ごせるかどうか、その上で(自分はこういう人であるという)意思を感じるファッションを選ぶことです。