仕事も家事も育児も一生懸命。
そんな風に「自分以外のもの」に頑張っている方ほど、
誰かに甘えたり頼ることが苦手になってしまいます。
個別ファッションのクライアント様や受講生の中にも
「仕事をがんばってしまう自分は嫌じゃないけれど、
本音では甘えたい。でも、頑張ってしまう」
といった相談を受けることがあります。
凝り固まった気持ちをほぐすには
甘えてもいいという許可がでるような雰囲気を
外見で作ることがキーになります。
ビシッとしたスーツを身につけると
気が引き締まりますよね。
同じように
「この服ならふんわり力を抜いて笑ってもいい」
そう許可できる外見をつくるのです。
外見を変えることで内面にアプローチするのです。
そうすることで、
素直に自分の気持ち(本音)を受けていていくことができます。
甘え方がわからなくなってしまうのは、
仕事のシーンだけではありません。
子育てに夢中になっていたら、
旦那さんにどう接していいのかわからなくなってしまった。
そう思い悩む方も少なくありません。
注意しなければいけないのは、
「今はお互いに忙しいからコミュニケーションが少ないけれど
子育てが落ち着けば、将来は手を繋いで
旅行やデートで夫婦2人の時間が戻ってくる」
そう思い込んでいる時なんです。
残念ながら「今」会話がなくなってしまった夫婦が、
ある日いきなり仲良くなれることはありません。
将来、夫婦で
穏やかな時間を過ごしたいと思っているならば、
今のうちから夫婦で一緒の時間を
少しずつ持つことが大事なのです。
リビングでゆっくりお茶をしてみる
Youtubeを見て一緒にストレッチしてみる
など、いきなりどこかにいく必要はないので
お家の中で「一緒の時間」をつくってみてくださいね。
旦那さんが私の方を向いていなくて寂しい。
そう感じていたら
「いつから、仲良くできなくなったのか」を
思い出してみてください。
女性は、出産後はホルモンの関係で、
子供を守るために
旦那さんという存在を疎ましく感じるようになります。
そのままの状態を放っておくと、
旦那さんの存在の優先順位が下がり、
家の中にいるけど空気のような存在になっていきます。
この変化を旦那さんは敏感に感じます。
実は、最初に旦那さんの方が
寂しいと感じているのです。
そして、旦那さんは諦めて
この状態をしぶしぶ受け入れていることも・・・。
そのまま子供が大きくなり、
手が離れてやっと妻が
寂しさに気がつくことも少なくありません。
多くの女性が、
「自分がおばさんになったから
(夫は)昔のように振り向いてくれない」
と思いがちですが、
実は夫が先に自分の存在価値を
諦めてしまっている可能性があるのです。
もう私がやった方がスムーズだし!
私がやる!!
そんな風に考えてしまっては
せっかくの機会をなくしてしまいます。
旦那さんと心の距離ができてしまっていたら
まずは「甘えること」の
トレーニングをしてみてくださいね。
例えば、
「今日は重いものがあるから、
買い物一緒にいってくれると助かるな」
とお願いしてみたり
コーヒーを買いながら
「これでお茶しようか?」
と誘ってみたり
普段の生活の中で
きっかけはたくさんあります。
子育ても夫婦で一緒に悩みながら
取り組んでみてくださいね。
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Mar.24日に以下のテーマで開催いたします。
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