年齢を重ねたら、今まで似合っていた洋服が似合わなくなってきて
『何を着たら良いか分からない』そのようなご相談を多くいただきます。
この違和感は、もちろん年齢や体型の変化もありますが、
それ以上にライフスタイルや時代の変化によるご自身の価値観の変化が大きく影響します。
ですから、同行ショッピングのブランディングでは、
心の根っこにある【大切にしたいこと】を掘り起こし、洋服を選ぶようにしています。
そうすることで、若さや過去に執着することなく、
今の自分にフィットするファッションに出会うことができます。
ファッションだけでなく、
「年齢を重ねること=何かを諦めること」という思い込みを持っていることもあります。
私自身も、親のすりこみから若い時はなんとなく
「年齢を重ねたら、あれもこれもできなくなる」そんな気持ちを抱いていたような気がします。
確かに、年齢を重ねると体力的にも無理が効かなくなったと感じることがあります。
40代後半は年齢を重ねることに実感が湧きませんでしたが、
50代になったときにぐっと年齢を感じるようになりました。
若い時に、できたことができないという寂しさを感じる瞬間もあります。
ですが、冷静に考えると生きている中で今が一番若い時なんです。
ですから何かを諦めて自分の可能性を狭めるよりも、
10年後にどんな姿でありたいかを描くことが大事だと思うのです。
10年後、どんな表情でいたいのかを考えると今どう過ごすことが大事なのかが、見えてきます。
10年後、私は日々笑顔で過ごしていたいと思っています。
ですからどうやれば毎日わくわく楽しく過ごせるかを考えるようにしています。
10年後に向けて今から準備しているイメージですね。
パートナーシップも同じように、仲良くいたいと考えるなら今から準備が必要です。
パートナーと心の距離ができているままで
「子供が独立したら・夫の仕事が落ち着いたら・定年退職したら」など
未来になったら勝手に仲良し夫婦になれるわけではないのです。
仲良くいたいなら、まずは気持ちを伝えることがスタートラインです。
相手と距離を近づける準備を今からしていきましょう。
一緒に過ごす時間がないなら、
寝る前に一緒に座ってテレビを眺めてみる、
お散歩を一緒にしてみるなど、小さな一歩の積み重ねが大切です。
そしてすぐに結果がでなくても、焦ることはありません。
10年後に向けて毎日を積み重ねていくことが大事なのです。