結婚や出産を機に、
働き方を見直す女性は多くいます。
十数年前にくらべ、企業も
勤務スタイルに柔軟にはなってきてはいるものの
現実には
・時短勤務はできても、
ポジションが変わったことでやりがいがなくなった
・経営陣が年齢が高く男性が多く
「働く母親」に関して理解が浅い
・若手の成長する姿を横目に、
自分の仕事はつまらなく成長を感じなくなった
など仕事と育児のはざまで
自分ひとりではどうにもならないこともあります。
悩んでいる間も、子供の成長は待ってくれませし
自分のやりたいことを優先して、子育てを後悔したくない。
そんな気持ちも痛いほど理解できます。
そんな風に家族と仕事の板挟みで悩んだ時は、
3つのポイントで自分と向き合い考えてみてほしいんです。
1:まずは、自分はどういう働き方をしたいのかを決める
・今の会社に居続ける、転職をする
・子供が成長するまで働くことをやめる
・事業主として独立をする
さまざまな選択肢を検討し、
自分自身はどういう働き方をしたいのか、
これをまず決めること。
どの選択肢を選んでも間違いではありません。
そしてどの選択肢にものりこえる課題は出てきます。
「自分はどういう働き方をしたいのか」
この答えをつかんでいないとなにも対策を考えることもできません。
2:人生を変えるチャンスだと思うこと
子育てと仕事の間で
「キャリア、お金、家族」の選択に迫られます。
この3つを同時に満足いくレベルにすることはほぼ不可能です。
自分は今何を最も大事にしたいのか。これを確認してほしいんです。
大事にしたいものによっては、
今までのやり方・働き方・生き方を
大きく変える選択をすることもあります。
子育てによって自分の可能性が制限されるのではなく、
実際には子育てという機会によって、
あなたの人生を
大きく変化させるチャンスにつながることだってあるんです。
3:自分の命が終わるその瞬間、何を後悔するのか
目の前のことで視野が狭くなってしまったら、
少し立ち止まって
「明日、自分の命が終わるとしたら何を後悔するのか」
と問いかけてみてください。
いつか終わりが来る時に何を後悔するのか。
この時の答えの中に、
あなたが大事にしたいものがあるはずです。
そして、3つのポイントで向き合った時に
・何かを言い訳にしてしまう
・「〜だからできない」と思い込みや決めつけをしている
そんな風に鎧をまとうように心が凝り固まった状態になっていたら、
あれこれ考える前にまずは自分を大事に満たしてください。
自分の生き方を変えるときは、労力が必要です。
相手が変わることを待っているのではなく、
自分がかわり家族も巻き込むことも時には必要になります。
そして、向き合った結果
実は今のまま充分幸せで、変わりたくないと気がつくこともあります。
変わらないことも選択の一つです。
となりの芝生は青く見えるもの。
どんな選択にも幸せと困難はセットになっています。
あなたの正解はあなたにしか決めることができません。
どうか、自分を大事に、
納得のいく答えをつかんでくださいね。