子育てをしていると大変なことも多いですが、ふとした時に「ごほうび」をもらえる瞬間があるなと思うんです。
娘が成長した今、
彼女に働く背中をみせておいて本当によかった!
そう感じる機会が増えました。
大人に近づいた娘は、「受け身で作業のように仕事をするよりも、自分から考えて相手が喜んでくれるって楽しい!」
そんなことを感じてるようになっています。
娘がまだ幼かった時は、「大事な家族とやりがいのある仕事」この2つに挟まれて悩んだ時期もありました。
家庭を持つ女性が無我夢中で働こうとする時、
「(家族と仕事)どちらを優先すべきか」そんな高い壁にぶち当たります。
私自身、起業してから4年位は
仕事優先で走れるだけ走っていました。
専業主婦として過ごした時間があったからこそ
仕事が楽しかったし
お客様が変わる姿を見るたびにやりがいを感じていました。
仕事優先で日々を過ごしていたそんな頃。
私自身が大病を患っていることが分かり「自分の命がいつまであるか…」という絶望の淵に立たされました。
この時、ようやくハッと気が付いたんです。
自分にとって1番大切で失いたくないもの。
それは家族だということに。
今振り返ると、仕事をがむしゃらにしていた私は、
どこか周りの目を気にしていたのかも知れません。
もっと大きな組織にしなくては成功とは言えない!
そんな事も思っていました。
でも、それは違いました。
私にとっての成功は、
家族の笑顔を絶やすことなく仕事も楽しく続けること。
それがストンと腹落ちしてからは、
仕事のやり方も迷わなくなりいつも満たされるようになりました。
あの大病は「自分にとって何が1番大切なのか」
それを気づかせるために
神様がくれたギフトだったのかもしれません。
仕事と家庭の両立で悩んでいる人がいたら
周りの目や声に惑わされることなく
まっさらな心で「何が、一番大切?」と問いかけて欲しいな。
1番大切なことが分かれば、大切なことを守るために
どう行動すれば良いかも見えてきます。
今年は、私にとって40代最後の年。
仕事と家庭のバランスを上手に取りながら
私らしく楽しく笑顔いっぱいで過ごしていこうと思います。